このページは、「仕事の効率を高めるには」というテーマについて考察しています。
前ページ(原因分析力 - 原因の仮説を立てる)で、ネットショップの例において、売上減少の原因の仮説が、下記の4つ立てられました。
1.大型ネットショップと商品が競合していることにより、お客様を奪われ、売上減少につながった。
2.検索エンジンでの上位表示対策の効果が減少し、検索エンジン経由の来訪者が減少し、売上減少につながった。
3.メールマガジンに登録していたお客様を、大型ネットショップにさらわれた。
4.大型ネットショップとの価格競争に負けて、コンバージョン率が下がり、売上減少につながった。
最後は、立てた原因の仮説の信憑性が高いかどうかを、検証します。
売上・アクセス数・コンバージョン率と変化のあったデータにおいて、問題が発生しているケースと発生していないケースについて、上記1〜4の仮説を、矛盾がないかどうかを検証していきます。
○は矛盾なし、×は矛盾している、△はよく分からない、ということを表します。
| データ↓ | 売上 | 問題が発生していないケース | 1. | 2. | 3. | 4. |
| @いつ | 3ヶ月前から | 3ヶ月前より以前 | ○ | ○ | △ | △ |
| Aどこで | ネットショップで | 同業の友人のネットショップで | × | ○ | △ | × |
| Bだれが | 私(オーナー)の | 友人の | - | - | - | - |
| Cなにを | ネットショップの月商が | ネットショップの月商が | - | - | - | - |
| Dどのように | 100万円に半減した | 同じ水準を維持している | × | ○ | × | × |
| データ↓ | アクセス数 | 問題が発生していないケース | 1. | 2. | 3. | 4. |
| @いつ | 3ヶ月前から | 3ヶ月前より以前 | ○ | ○ | △ | △ |
| Aどこで | ネットショップで | 同業の友人のネットショップで | × | ○ | △ | × |
| Bだれが | お客様が | お客様が | - | - | - | - |
| Cなにを | アクセスする数が | アクセスする数が | - | - | - | - |
| Dどのように | 2割減っている | 同じ水準を維持している | × | ○ | × | × |
| データ↓ | コンバージョン率(成約率・購入率) | 問題が発生していないケース | 1. | 2. | 3. | 4. |
| @いつ | 3ヶ月前から | 3ヶ月前より以前 | ○ | ○ | △ | △ |
| Aどこで | ネットショップで | 同業の友人のネットショップで | × | △ | △ | × |
| Bだれが | お客様が | お客様が | - | - | - | - |
| Cなにを | 商品を購入する率が | 商品を購入する率が | - | - | - | - |
| Dどのように | 4割減少している | 同じ水準を維持している | × | △ | × | × |
この検証結果より・・・
2.検索エンジンでの上位表示対策の効果が減少し、検索エンジン経由の来訪者が減少し、売上減少につながった。
の得点が一番、高いことが分かります。
2.の原因が、もっとも問題の原因として、信憑性が高いと考えられます。
アクセス数の減少に加え、コンバージョン率の低下も、検索エンジンでの上位表示対策の効果が減少したことが原因と言えそうです。
その結果、売上が減少している・・・と。
その次に得点が高いのが、
1.大型ネットショップと商品が競合していることにより、お客様を奪われ、売上減少につながった。
です。
ただし、友人のネットショップが売上を落としていないことから、競合大型ショップの影響は、それほどでもないことが伺えます。
以上で、原因分析力については、終了です。
こうして、問題の原因が解明できた後は、それを解決するために、また目標を設定して仕事に取り組むということになります。
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