時間とお金はトレードオフ

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時間とお金というのは、基本的にトレードオフの関係です。
時間を確保するためには、お金の投資が必要であるし、お金を使いたくなければ自分の時間をつぎ込む必要がある。
この部分のさじ加減次第で、事業が上手く軌道に乗るか、早くお金持ちになることができるか、を決定する部分も大きいと思います。


では、根本的なところでは、どちらを優先するか?

私は、時間に投資する(自分の時間をつぎ込む)ことを優先すべきだろうと思います。
こう考えるのは、私も含めてほとんどの人にとっては、時間の有限性より、お金の有限性のほうが切迫したものであろうから。

人生80年と考えると、時間は有限とは言えど、30歳の人であれば50年の猶予があります。
資金が1000万円あったとしても、つつましく普通に生活しても3,4年しか持ちません。
資金1000万円で勝負に出たとすると、当たればリターンも大きいかもしれませんが、失敗してもっと早くお金の有限性を目の当たりにすることになるかもしれない。
これは、リスクを抑えた起業を推奨する私の考え方とは矛盾しています。

お金がない場合は、借金は余計なリスクですので、問答無用に時間をつぎ込むべきだと思います。
私は、最初の頃はこのやり方でした。なにせ資金がありませんでしたから、自分の時間をつぎ込みました。
今でも、基本的には自分の時間をつぎ込み続けています。

参考:弱者が使うべきリソース(資源)


しかし、ある程度の資金の余裕ができたら、全ての業務について自分の時間をつぎ込んでこなすやり方は、効率的であるとは言えなくなります。
その解決策の一つとして、アウトソースや人の雇用という手があります。
時間とお金はトレードオフの関係ですから、たとえばアウトソースすれば、経費の支出は仕方ありませんが、自分の時間を確保できます。

人件費の見えにくいコストの記事で、スモールビジネスの究極は、「一人企業+必要なものだけアウトソース」という形態、と書きましたけど、アウトソースは外注費用だけで済むので、人を雇用するよりもコストは明確です。
自分より早く安く仕上げてくれる人がいれば、アウトソースは積極活用すべきだろうと思います。

私は会計・決算に関しては顧問の税理士さんにお願いし、エクセルのデータ入力などの単純業務などもアウトソースするようにしています。
そうしたほうが、私が自分の時間を使ってやるよりも安上がりで、仕事も正確だからです。
ついでに言えば、データ入力はそれほどではありませんが、会計・決算業務は私は嫌いで不得意なので、自分でやると多くの時間がかかってしまいます。

自分よりも早く安く仕上げてくれる人がいる場合や、どうしても自分が不得意であったり嫌いだったりする業務の場合に、アウトソースを活用するのがおすすめです。
そして、大事なことは、アウトソースにより確保できた時間で、経費支出よりもたくさんのお金を稼ぐこと。これが不可能であれば、アウトソースせず自分の時間を使ってやったほうが、収支上はプラスになります。


こんな風にアウトソースなどで少しのお金を投資して、自分の時間を確保するやり方ならば、大きな勝負に出て一気に資金を失うリスクもありません。




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日時: 2008年05月13日 02:43
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