「起業するかどうかは慎重に」というテーマについて考察しています。
起業には、もちろん夢を追ったり、やりがいがあったりするというのは事実です。
起業して仕事を行い、目標を達成できた瞬間は、なにものにも変えがたい充実感があります。
しかし、その裏には大きな精神的プレッシャーが、隠されていることを知っていなければなりません。
起業したら、全責任を自分が負うので、精神的プレッシャーが大きいのです。
会社勤めのように、会社や上司、同僚、部下が助けてくれたり、かばってくれることはありません。
リスクもリターンも、辛さやプレッシャーも、全て自分で受け止めなければなりません。
私(プロフィール)は、2001年に起業して以来、約7年ほど経過しました。
個人事業主の時代が3年ちょっと、会社形態になって4期目です。
この間には、とてつもない充実感を得た時期や、喜び・楽しさもたくさんありました。
が、精神的にきついことも、それ以上に多くありました。
私が経験した、あるいは現在進行形で感じている、精神的プレッシャーには、以下のようなものがあります。
1.日々、毎月あがってくる売上・数字のプレッシャー
売上、利益などの数字は、冷酷なものです。
調子が良い時も悪い時も、数字は、淡々と突きつけられ続けます。
起業したら、その先ずっと、この数字のプレッシャーと、闘い続けなければなりません。
2.毎月の支払、税金・顧問料などの各種支払
月末になると、事業に必要な経費の支払があります。
私は、大部分の支払は口座引き落としや銀行振込で行っています。
また、半年に一回は税理士顧問料の支払、決算期・年末などには、税金を支払わなければなりません。
資金が不足しがちな時は、支払プレッシャーも大きくなります。
3.スタッフとの人間関係
以前スタッフを雇用していた時の話ですが、スタッフのやる気を出すのも経営者の仕事です。
スタッフのモチベーションを上げるのは難しい仕事です。
私が経営において、一番難しいと感じるのは、人をうまく使うことです。
また一緒に働いていたスタッフが、うつ病になってしまったこともありました。
この時は、彼女のケアがとても大変でした。
4.新しい商売のアイデアを生み出さねばならないプレッシャー
起業する場合、起業時だけに商売のアイデアを考えれば良いというものではありません。
事業を継続して上でも、どんどん新しい商売・仕事のアイデアを、考えて生み出し続けなければなりません。
良いひらめきが生まれない時、問題を解決できない時などは、焦ります。
以上のようなプレッシャーを、私は経験しています。
開業以来、ずっと無借金経営を続けていますし、危機的な資金ショートや倒産危機も経験していませんので、まだ恵まれているほうでしょう。
しかし、私もこの7年間の間に軽度のうつ病になってしまったことがあります。(参考:自分の心の状態に敏感になる)
仕事で感じるストレス、プレッシャーが原因でした。
これから起業される方は、上述したようなプレッシャーが、起業には付きまとうということも、忘れないようにしていて下さい。
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